2011.9.29

事業報告

「全国大学会計人会サミット~第15回大会~」

平成23年10月29日(土)13時半より、三田校舎・北館ホールにて、全国大学会計人会サミットが開催されました。
第15回大会となる今回は、慶應義塾大学が主催幹事校となり、税理士三田会・神津信一副会長(東京税理士会会長)を実行委員長に、税理士三田会および公認会計士三田会が入念な準備をし、無事開催の運びとなりました。北海道から沖縄まで全国30大学、約200名の会計人にご参加いただきました。
大会では、まず税理士三田会・鈴木雅博会長の挨拶に引き続き、慶應義塾長・清家篤様、日本税理士会連合会会長・池田隼啓様、日本公認会計士協会会長・山崎彰三様から、サミット開催にあたってのお言葉を頂きました。
その後、パネルディスカッションがおこなわれ、①法人税率の引き下げと国の税収構造、②消費税率を10%にアップした場合の消費税の問題点、③役員給与のあり方、をテーマに、2時間超にわたり、司会者・パネラー・参加された皆様との間で熱い議論が交わされました。司会者は日本税務会計学会副学会長・多田雄司先生、パネラーは日本公認会計士協会副会長・小宮山満先生、税理士法人プライス・ウォーターハウス・クーパース理事長・鈴木洋之先生、日本税務会計学会委員・竹内春美先生、日本税務会計学会常任委員・濱田桂先生の4名で、会計・税務理論に精通した実務家パネラー陣による議論に、参加者からの意見・質問が飛び交い、まさにサミットの名にふさわしい有意義なパネルディスカッションとなりました。
続いて、神津実行委員長からサミットの総括、大学会計人会サミット創設者4名への感謝状授与式の後、公認会計士三田会・山田幸太郎前会長による閉会の挨拶をもって、盛会のうちに大会の幕を閉じました。
懇親会は、タクシー40台に分乗して移動し、銀座・交詢社の大食堂にて行われました。なかなか立ち入る機会のない交詢社の重厚な雰囲気のなか、多くのご来賓・出席者が和やかに懇親を深めました。ご来賓の慶應義塾常任理事・井田良様、駐日本国大韓民国大使館経済公使・徐炯源様、日本公認会計士協会東京会会長・小西彦衞様からご挨拶をいただき、税理士三田会・熊谷安弘前会長による乾杯の発声により始まった懇親会は、さすがは交詢社の美味しい料理とお酒に満たされ、素晴らしい時間でした。
銀座・BRBにての2次会はさらに盛り上がり、パネルディスカッションの議論を深めたり、あるいはお酒と会話を楽しんだりと、最後まで笑顔と話題の尽きない夜でした。
来年は愛知大学が主催幹事校となることに決まり、大学会計人会サミットのさらなる発展が期待されます。
(吉田直介)

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