平成24年9月18日（火）18時半より、ロイヤルパークホテル3階にて、三田法曹会との交流研修会が開催されました。
今回は、弁護士・税理士の黒澤基弘先生を講師に「租税訴訟の実際」と題し、「租税訴訟の現状と動向」、「企業組織再編と包括否認事例」という二つのテーマをお話しいただきました。黒澤先生は元検事で、検事時代には国税側の代理人も務め、現在までに数多くの行政訴訟・租税訴訟を経験されていることから、実務的かつハイレベルな講義で、限られた時間に多くの判例・訴訟事例を紹介してくださいました。大企業の国際税務絡みなど世間的にも注目されている大型訴訟についての紹介など、弁護士と税理士との極めて高いレベルでのハイブリッド講義であり、黒澤先生が税理士三田会にも入会されたことを非常に心強く感じました。
その後の懇親会は、三田法曹会・鹿内会長、税理士三田会・鈴木会長の挨拶の後、食事とお酒を楽しみながら、会員相互間で交流を深めました。
（吉田直介)
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